「割り箸でボイトレができる」と聞いたことがあるのではないでしょうか。本当に割り箸でボイトレができるのか、また、どうやってボイトレをするのか気になりますよね。
そこで本記事では、割り箸を使ったボイトレ方法とその効果を紹介します。本気で歌が上手くなりたい人におすすめのボイトレ教室も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
割り箸だけでボイトレできるのでお金がほとんどかかりません!
割り箸を使ってボイトレができるって本当?
結論から述べると、割り箸を使ってボイトレができるのは本当です。割り箸を使えば、喉が開いて無理のない発声ができる癖を付ける事ができる他、肩や喉の力みをとる事ができます。また、滑舌改善にも効果的です。
使用する道具が「なぜ割り箸なのか」と疑問に思う人もいるかもしれません。理由は単純で、割り箸を割る前の太さや長さがボイトレに最適だからです。また、1本を横向きに咥えたり、縦に2本咥えたりと様々な使い方ができる「使い勝手の良さ」も割り箸が選ばれる理由の一つとなっています。
詳しい効果やボイトレ方法については順を追って解説します。
割り箸を使ったボイトレはどんな効果があるのか?
ではまずは、割り箸を使ったボイトレの効果を解説します。割り箸を使ったボイトレで得られる効果は、主に以下の3つです。
喉が開き声が響きやすくなる
ボイトレで割り箸を使えば、喉の開きを促すことが可能です。割り箸を口で挟むことで、口が大きく開いたまま固定されるからです。この時、喉も同時に開いたまま固定されます。
喉が開くと声が出しやすくなるため、歌声がよく響きます。そのため、上手く歌うためには常に喉が開いている感覚を身につける事は必須です。
割る前の割り箸を2膳、左右の奥歯で咥えて使用すれば強制的に喉が開くため、手っ取り早く喉を開く感覚を身につける事ができますよ。
歌っているときの力みが減る
割り箸を横向きに咥えてボイトレをすれば、歌っている時の口の中の力みや喉の力み、肩の力みが減ります。口角が上がり、口内が広が開がることで声が出やすい環境が無意識に整うからです。
体の力みは、声の響かない一番の原因です。「高音が出しづらい」「高音になれば力んで細い歌声になってしまう」と悩んでいる人は割り箸を使って肩や喉の力みを取りましょう。
滑舌が良くなる|アナウンサーもやっている
割り箸を横向きに咥えて滑舌練習をすると、通常の滑舌練習よりも効果を発揮する事ができます。割り箸を咥えると唇の動きが制限されるため、舌の動きに頼らざるを得なくなるからです。結果的に舌の筋肉が鍛えられ、滑舌がよくなると言う仕組みです。
このトレーニングは、2020年4月11日放送の「有吉反省会」でアナウンサー歴30年を誇る滑舌のプロ、豊田順子アナウンサーが紹介していた事で有名になりました。芸能界でも特に滑舌が悪いことで有名な長州力さんでさえも、割り箸を使って滑舌トレーニングをした後は滑舌が劇的に良くなっていたことから、その効果は一目瞭然です。滑舌に悩んでいる人はぜひ取り組んでみてください。
【実践編】割り箸を使ったボイトレ方法を紹介
まず、割り箸を1膳用意します。割り箸を横向きにして、左右の奥歯で噛むように口に挟んでください。そしてそのまま「あー」と声を出してみてみましょう。喉が自然と開き、肩の力が抜けている事が分かるはずです。
喉の開きを十分に体感できたら、まずは割り箸を咥えたまま音階練習を行います。ピアノやピアノアプリで正しい音を聴きながら実践してみましょう。
次に、割り箸を咥えたまま滑舌練習を行います。早口言葉を言ってみる、「t」や「r」など舌をよく使う子音を繰り返し言ってみるなどして、舌の筋肉を鍛えましょう。
ある程度トレーニングができたら、割り箸を外して音階練習や滑舌練習を行ってみてください。割り箸を咥えていた時の様に喉の開きや肩の脱力を感じる事ができれば完璧です。
なぜ割り箸を使ったボイトレが人気なのか?
割り箸を使ったボイトレが人気な一番の理由は、ほとんどお金がかからないからです。割り箸は、100円ショップに行けば30膳〜50膳入りをたった100円で購入することができます。
さらに、これだけ安いのにも関わらず、しっかり効果が立証されていることも人気の秘訣です。「有吉反省会」を初め、「月曜から夜ふかし」「嵐にしやがれ」など様々なテレビ番組で、長州力さんやフェフ姉さんなど滑舌が悪い事で有名な人が割り箸を使用してトレーニングしたところ、実際に滑舌が改善しています。
この様に、安くて効果的なトレーニングであることが、割り箸を使ったトレーニングの人気の理由となっています。
本気で歌が上手くなりたい人におすすめのボイトレ教室
本気で歌が上手くなりたい人は、シアーミュージックがおすすめです。シアーミュージックなら、生徒一人一人の悩みや目的に合ったレッスンをしてくれるからです。
本気で歌が上手くなりたいなら、苦手な部分を改善する必要があります。例えば高音が出にくい人は高音が出しやすくなるトレーニング、滑舌に悩む人は滑舌トレーニングをする必要があります。また、プロになりたい人はより発展的な内容を学ぶことが必須です。
シアーミュージックは生徒一人一人に合ったレッスンカリキュラムを用意してくれるため、短期間で上達することが可能です。本気で歌が上手くなりたいならシアーミュージックを選びましょう。
また、シアーミュージックには「話し方コース」もあります。このコースは、滑舌の改善や聞き取りやすい発生を学ぶのに最適です。そのため、声優やアナウンサーを目指している人にもおすすめのボイトレ教室となっています。
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まずは割り箸を買って実践してみよう!
割り箸は100円で購入できるため、割り箸のトレーニングは比較的始めやすいのが特徴です。喉が開く効果があるため、高音が出にくいと悩んでいる人でも気軽にできるトレーニングとなっています。家に割り箸がない人は、まずは割り箸を購入しましょう。
ただ、割り箸を使用したトレーニングの際は「ささくれ」には注意してください。トレーニング前には「ささくれ」がなかったことを確認しても、歯で咥えていた場所から弱って、新たにささくれが生まれる可能性があります。安全にトレーニングするためにも、新品で且つなるべくささくれの少ない割り箸を選んで使用するようにしましょう。